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LGBT進まぬ理解 「自殺を考えた」5割 世田谷区アンケート

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2016年12月11日配信
引用元:東京新聞

世田谷区が実施したアンケートで、LGBT当事者に自殺を考えたり実際に自殺を図ったりする者が多いことが分かった。世田谷区が実施したアンケートは約1,000人のLGBTを対象にしている。
アンケートの実施はLGBT支援を行なうNPO法人に委託され、「LGBTとして経験したこと」という質問に対し「自殺したいと思った」が49.7%、続いて「自殺未遂」が18.9%「性暴力被害」が10.4%という結果になった。(複数回答)

渋谷区やさまざまな市区においてもパートナーシップ制度が施行されてきている昨今だが、LGBT当事者の経験として「自殺したいと思った」という回答が約半数にものぼる結果から、LGBT当事者が生きやすい環境というのが以前はしっかり整っていなかったことが窺える。

また、当事者が国に求めるものとして、「同性同士でも結婚できるようにしてほしい」「遺族年金や扶養控除などのサービスを受けられるようにしてほしい」といった回答が70%を超えたという。
「生活する上で困ったこと」という質問にたいして「地域住民の無理解」「地域に相談できる場所がない」「同性パートナーと暮らす上で困ったこと」に対して「医療や福祉で法律上の家族と同等のサービスが受けられない」という回答も上位にあがっている。

パートナーシップ制度を施行する地域の増加や、さまざまな場面での対応、法制度の改定などがなされ、この回答結果が徐々に変化していくことを願う。

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