LGBT

「ありのままの自分」祝福 LGBT成人式に180人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2017年1月16日 8時42分 配信
引用元:朝日新聞デジタル

2017年1月15日、NPO法人ReBit主催の『LGBT成人式』が行われました。

簡単に説明すると・・・
◎『LGBT成人式』は 「人生の節目に、なりたい自分への一歩を踏み出してほしい」という思いで全国13都道府県で行われている
◎新成人の辞を読んだ「ゆずま」さんは、これからも自分らしく生きていきたい、と話した。

5年前から行われている『LGBT成人式』
本来であれば、通常行われている成人式に参加するものですが、「スーツや振袖を着たくない」等の理由で参加しにくいものです。

『なりたい自分になる。自分らしく生きていく』

ゆずまさんのこの言葉は、多くの当事者が共感できたことではないでしょうか。

カミングアウトしたことで、世界に声を届けたいと思う人。
カミングアウトできないけれど、その勇気を応援する人。

その構図は、長い年月を経て、LGBTと取り巻く環境を少しずつ、けれど着実に良い方向へと変化させています。
この『LGBT成人式』がさらにLGBTの当事者達の未来を明るく照らしてくれるのではないでしょうか。

↓↓原文はコチラ↓↓

「振り袖やスーツを着て行くのが苦痛だ」「カミングアウトしていないので、自分の将来を語れない」――。
そんな思いを抱く性的少数者(LGBT)らのための「成人式」が15日、東京都内で開かれた。
様々な「性」を自認する約180人が集い、「ありのままの自分」を祝福しあった。

「人生の節目に、なりたい人への一歩を踏み出してほしい」と、NPO法人ReBit(東京)が主催し、5年前に始まった。
これまで全国13都道府県で4千人以上が参加している。
15日は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーとゲイ(男性同性愛者)の大学生が新成人の言葉を読んだ。

その一人、トランスジェンダーの和光大学2年の「ゆずま」さん(20)は「(自分の)名前にずっと違和感を覚えていました」と、緊張した面持ちで話し始めた。
男性として生まれたが、心の性は男性でも女性でもなく、どちらも異性と感じる。
紋付きはかまに赤いつけまつげをつけ、薄いピンクの口紅をひいた。

長野県で生まれ、「まさと」と名付けられたが、小さい頃から「絶対にその名前で呼ばれたくない」と思っていた。
女の子と仲がよく、同級生に「キモイ」と言われ、中1の途中から学校へ行けなくなった。

男性として扱われると、自分ではない気がしてつらい。
髪を伸ばしたり、スカートをはいたりして女性らしく振る舞ってみたけれど、「なりたい私に近づくことはできなかった」。
自分は一体何者なのか。通信制高校のジェンダーに関する授業で多様な性があることを知り、やっと答えにたどりついた。
そして、思った。
男性的でも女性的でもない、自分らしい名前に変えたい――。

大学に進学した時から通称名「ゆずま」を使い始め、昨年7月、裁判所で正式に戸籍名の変更が認められた。
昨年末にはReBitの活動の一環で、大学の授業でLGBT当事者として体験を語った。

「私はなりたい私になるための目標を一つ達成することができた。これからも自分らしく生きていければと思っています」
ゆずまさんが締めくくると、大きな拍手が沸いた。

会場には、長野から駆けつけた母(54)の姿があった。
改名後も、さみしさから郵便物の宛名に名字しか書けない。
「『ゆずま』と呼ぶことはできないけど、一生懸命話す姿を見て、応援したいなと思いました」と語った。

(杉山麻里子)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る