LGBT

「医療の現場ではトランスジェンダーの存在が認識されていない」という現実

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2017年01月27日 配信
引用元:日刊SPA!

トランスジェンダーの医療での現状が書かれたニュースになります

人口の約6~8%を占め、市場規模6兆円とも言われるLGBT。
東京五輪に向けて各企業、自治体でも彼らに対する意識が変わってきた。
だが、まだまだ浸透はしていないようで……

◆トランスジェンダーを悩ます医療現場

トランスジェンダーの人々から特に大きな不満の声が聞かれたのが、医療を受ける際の性自認問題だ。

「どうしても身体は男性だということをカミングアウトしなければならず、病院にはあまり行きたくない」(トランスジェンダーの女性)、「診察券の性別欄はほとんどの病院で男性か女性かの2択。トランスジェンダーの患者への配慮がなく、“性自認の性別を記載したい”という要望も。医療的に重要なのは、あくまでも身体の性別なのでどうすればいいのか……」(都内の病院に勤める医師)と、患者側も医療者側もフラストレーションや戸惑いを募らせる。

性的マイノリティ患者と医療・看護の関わりを円滑にするため医療機関へ向けたLGBT研修を行う団体「にじいろナースネット」の代表であり、自身も性自認が男性のトランスジェンダーである田村凌氏に実情を聞いた。

「トランスジェンダーに関する取り組みをしている医療機関は、まだ数えるほどしかありません。私も医療機関へかかったとき、トランスジェンダーであるために“保険証の名前と外見が一致しない状況”になり、現場を混乱させてしまいました。病院の窓口などで呼ばれる名前は保険証の氏名、つまり、戸籍の氏名になってしまうため、そのことにストレスを感じるというトランスジェンダーの人々の意見がよく聞こえてきます」

さらに、医療の現場ではそもそもトランスジェンダーの存在が認識されていないとの指摘も。

「自分自身がトランスジェンダー問題の当事者で現役の看護師でもあるので、特に目につくのですが、多くの医療従事者にとって、治療に関係しない限り、LGBT問題は重要視されません。なので、そもそも自分の患者に性的マイノリティがいると思っていません」

さらに、安心してカミングアウトするためには医療機関との信頼関係が大切だが、それも難しい状況にあるという。

「個人が病院に行く回数は、定期的に通院する必要がない限り年に数回程度。これでは、とても信頼関係を築くことなどできません。なので、結果として医療側はいつまでもLGBTの実情を知らず、現状を変える必要性を感じられないのです。そこで、私たちは医療機関への研修によってLGBTについての適切な知識を伝え、患者への対応スキルを一緒に考えていきたいと考えています」

医療現場では対応の遅れが、命にかかわる危険性もある。

「病院を避けるうちに病状が進み、手遅れになる患者も。早急に本腰を入れて施策に取り組むべきです」

【田村 凌氏】
’78年生まれ。性的マイノリティの看護師ネットワーク「にじいろナースネット」の共同代表を務めている。
自身も性自認が男性のトランスジェンダー

取材・文/加藤純平(ミドルマン) 金子修平 高島昌俊 藤村はるな ニシブ マリエ 六原ちず(中野エディット)
― [LGBT施策]の光と影 ―

教育現場ではセクシュアルマイノリティ(以下セクマイ)の研修会を開き、子どもたちへの対応の方法など徐々に広がりをみせていますが、医療現場ではまだまだセクマイに対する対応が不十分なんですね。

医療現場に従事している方たちの中にはセクマイを知っている方、身近にいてよく理解している方たちはいると思いますが、病院での対応を改善するところまで話が及ばないのでしょうか。

私も病院は嫌いです。
病院によって受付、看護師、医師、どれかが不愛想だっただけで2度と行くものかと思ってしまいます。
それに加えてセクシャリティの部分でも疎通ができないのは苦痛ですね。

セクマイ専用保険証があったら便利だろうなぁ・・・と素人考えですが、思ってしまいました。

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