2017年2月8日 15時36分 配信
引用元:excite.ニュース
人口の8%がLGBT(性的マイノリティ)に該当するといわれているが、ストレート層(非LGBT)で周囲にLGBTがいるという人はどのくらいいるのだろうか。
ストレート層に聞いたところ、88.5%は「周囲にLGBTはいない」と答えていることが、LGBT総合研究所の調査で分かった。
またLGBTに抵抗があるかどうか聞いたところ、40.9%が「抵抗がある」と回答。
「どちらとも言えない」が39.9%、「抵抗はない」は19.2%だった。仕事や生活に支障がなければカミングアウトしたいと思っているLGBTはどのくらいいるのだろうか。
LGBT当事者に聞いたところ、41.5%が「カミングアウトしたい」と回答。
「分からない」は27.6%、「カミングアウトしたくない」は30.9%だった。自分がLGBTであることを伝えたことがある人はどのくらいいるのだろうか。
LGBT以外の友人・知人にカミングアウトしたことがある人は13.0%、家族に対しては10.4%、職場にいたっては4.3%と、カミングアウトが非常に難しい状況がうかがえた。インターネットを使った調査で、LGBT該当者828人と、ストレート該当者208人が回答した。
調査期間は2016年5月19日から21日まで。
昨年引退された俳優さんは、マスコミや周囲の人間が「あの人はゲイだ」と暴露するアウティングだったのではないかという話がありました。
アウティングによって大学生が自殺したこともありました。
今回のインターネット調査では、カミングアウトしたくない人も多数いるということ。
カミングアウトが全て良い方向にいくわけではないのはもちろんですが
私たちがオンとオフを切り替えることがあるように、職場や学校での自分とプライベートの自分とあえて分けている人もいるそうです。
身近な人や、職場の人がLGBTかもしれないと思っても公の場で言うのはマナー違反です。
カミングアウトに抵抗があるという人は調査結果で約半数います。
抵抗があるという方、まずはセクシュアルマイノリティを知ることから初めてみませんか?