LGBT

那覇市パートナーシップ施行よりこれまで9組登録

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「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言の理念に基づき、2016年7月8日より施行された那覇市のパートナーシップ制度。
7月8日施行で10日までは電話予約のみだったが、9月11日より申請受付が開始し、9月29日までのおよそ2か月ほどの間に9組の登録があったという。(参考記事

登録が可能なカップルの条件は以下の通り。

(1)双方が20歳以上であること。
(2)住所につき、次のいずれかに該当すること。
ア 双方が市内に住所を有すること。
イ 一方が市内に住所を有し、他の一方が市内への転入を予定していること。
ウ 双方が市内への転入を予定していること。
(3)次のいずれにも該当する、一対一の関係にあること。
ア 双方に現に配偶者がいないこと。
イ 双方に現に申請者以外の者とのパートナーシップの関係がないこと。

那覇市 NAHA CITY「那覇市パートナーシップ登録の取扱いに関する要綱」より)

 

この他にも、「那覇市パートナーシップ登録の取扱いに関する要綱」では「第10条 性別違和等市長が特に必要があると認める場合は、パートナーシップ登録における氏名について通称名を用いることができる。」とも記載されており、今後戸籍変更を行なうかもしれない又は改名がまだのGID当事者への配慮も含まれている。
もしかしたらXジェンダー当事者も通称名を利用してパートナーと登録が可能かもしれない。

注意するべき点は、「一対一の関係」でなければならないということ。
複数恋愛をライフスタイルとするポリアモリー且つ同性と恋愛関係にある者では、このパートナーシップ制度に登録ができないのである。
残念なことではあるが、ポリアモリーは最近でこそメディアでも名前を聞くようにはなったものの、まだまだ「浮気」や「不倫」と混同されたり、依然理解の薄い状態にあるのが現状だ。

今回2か月間で9組がパートナーシップに登録をした那覇市だけではなく、今後はセクシュアルマイノリティに対する何らかの宣言をするさまざまな都道府県及び市区町村でポリアモリーにも対応したパートナーシップ制度が誕生することを願う。
法律から改定が入らなければ難しい問題ではあるが、性の多様性への対応が活発になり始めてる昨今、いつの日かポリアモリーに対応した制度が生まれるかもしれない。

また、こちらの記事によれば11月12日には県立博物館で性の多様性をテーマにしたシンポジウムも開かれるという。
今回は那覇市におけるパートナーシップの動向に関して取り上げられたが、つい最近支援宣言があった同じ沖縄県の浦添市に関しても注目していたい。