LGBT

小島慶子「『LGBTっぽい人』ってどんな人?」

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2017年6月10日 7時0分 配信
引用元:AREA dot.

タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。
多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。
日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。

*****
あなたの周囲にLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の人はいますか?
日本の人口のおよそ7.6パーセント、13人に1人の割合ですから、左利きやAB型の人と同じくらい
あなたがそうでなくても、知り合いにはいるはずです。
うーん、でもやっぱり、自分の周りにはいないなと思った人は、無意識のうちにLGBTは「見た目でわかる」と思っているのかも

誰にとっても、アイデンティティーや性に関する話はとても大切でプライベートなもの。
普段は人に言わないですよね。
服装や言動に表れるとも限りません。
なのに「自分の周りにLGBTはいない!」と断言するのは、随分乱暴です。
そんなあなたがイメージしている「LGBTっぽい人」って、どんな人なのでしょう?

テレビの人気者には、性的マイノリティーであることを公言しているタレントさんもいます。
同性婚の権利を訴えるカップルや、性別適合手術を受けた人がニュースで取り上げられることも。

それらの映像を見て「LGBTといえばこんな感じの人」と先入観を持っていないでしょうか。
特に人気タレントさんだと、印象が強いですよね。
でもそれはあくまでも個人の特徴。
性的マイノリティーの代表ではありません。

LGBTの人のほとんどは、テレビ画面の中ではなく、学校や職場やご近所にいます。
公言するかしないか、服装や性格も人それぞれ。
見た目でわかるはずというのは、思い込みにすぎません。

私は友人が性的マイノリティーだと偶然知ったことが2度あります。
その時、それまで相手をLGBTではないと決めつけていたことに気づきました。
想像したことすらなかったのです。

今は誰に対しても、LGBTかもしれないし、そうでないかもしれないと思って生活しています。
自分とどう違っていようと、その人であることは変わらないのですし。

※AERA 2017年6月12日号

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