LGBT

性別変え2児授かった男性 講演で苦難の人生告白

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2017年6月12日 6時30分 配信
引用元:神戸新聞NEXT

性同一性障害のため戸籍を女性から男性に変更し、結婚後に非配偶者間人工授精で2児を授かった兵庫県宍粟市の前田良さん(34)が8日夜、小野市王子町のコミセンおので講演した。
第三者との人工授精でもうけた子との父子関係を巡って最高裁まで争う中で、闘いが家族の絆を深めたことを振り返りながら「性同一性障害でなければ妻と子どもには会えなかった。今は本当に幸せ」と話した。
(笠原次郎)

小野地区ヒューマンライフ推進協議会の主催。
地元の区長ら約90人が集まった。

前田さんは1982年、宍粟市で生まれた。
女という性に違和感を抱きつつも「いじめられるのは嫌だ」と思い、中学時代は女子の友達に好きな男の子の名前を、好きでもないのに言っていた。
ソフトボールの特待生として進学した鳥取県の女子高では制服のスカートが嫌でたまらず、自殺も考えたが「少しだけ生きてみよう」と思いとどまったという。

就職後に男性ホルモンの注射を打ち、タイで手術をして体を男性に変えた。
心から愛する女性と出会い、結婚。
半年間悩んだ妻を説得し、第三者の精子による人工授精で2012年1月、男児を授かったが、国は「血縁関係がない」として父子関係を認めず、男児は無戸籍になった。

性転換していない場合は非配偶者間の人工授精でも父と認められる民法の矛盾を法廷で訴え、最高裁は13年12月、家裁と高裁の判断を覆して父子関係を認めた。
息子がジャンプして喜んでくれたのがうれしかった」といい「多様な性と家族の形があることを知ってほしい」と締めくくった。

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