LGBT

地方における当事者が抱える課題と当事者の活動を促すために必要なこと。

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2017年10月3日 13時59分 配信
引用元:明智カイト(Yahoo!ニュース)

地方におけるLGBTなどのセクシュアルマイノリティが抱える課題と、当事者の活動を促すために必要なことについてまとめました。

地方ではいろいろなセクシュアリティの人が継続して参加できる団体は都会ほど多くありません。
自分以外の当事者に会う機会も情報も少ない地方で「自分は、いわゆる『ふつー』とは違うのではないか?」と孤独に悩む当事者が多いのが実情です。

しかし、地方で当事者の居場所やネットワーク作りを目指して団体を立ち上げるには、地方特有の問題がありました。
都会と違い、地方では良くも悪くも人間関係が濃いので、思わぬところで他人に自分のセクシュアリティがわかってしまう危険性があり、そもそもこういった場に出てこられる人が限られてしまいます。
まして、団体の運営に携わる当事者はさらに少なくなります。
特定のメンバーに負担が偏り続けると、その人に何かあった時、会の運営が成り立たなくなっていく可能性がありました。

そして当事者が抱える問題にはセクシュアリティ以外にもさまざまにあり、その分野の専門家の助けや自治体の支援が必要だということです。
セクシュアルマイノリティであることに加え、発達障害など他の問題もあり、どちらに行っても居心地の悪さを抱えて悩む人がいます。

 

地方における「多様な性、知っていますか?」パネル展の取り組み

そこで、地方でも手軽に取り組めるやり方をご紹介したいと思います。
それはパネル展です。
パネル展は、支援の輪を広げていく手段として取り組みやすい企画のひとつです。
展示用のパネルは「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」のデータをもとに使用しています。

行政に対してパネル展の企画を持ち込むメリットとしては、
・内容がソフトでわかりやすく、受け入れられやすい
・すでに他の自治体などで実績があるため、企画が通りやすい
・金銭的な負担が少ないため実行されやすい

また、パネル展示以外の展開も可能です。
・「他団体主催の講演会の会場でパネル展」など他団体とも協働しやすい
・パネル展示を断られても縮小版を啓発資料として配布という形であれば実現できるなど、啓発の機会が多い

当事者団体にとってもパネル展は開催が簡単で効果の高い啓発手段です。
・企画が採用されやすく作業も搬入搬出のみなので、担当者の負担が心身ともに少なく誰でも担当できる
・当事者による講演会などと違い、ヘイトにさらされるリスクが低い
・政治色のない「啓発パネル展」というイベントなので、記事にしてもらいやすい
・当事者が顔を出さなくても写真入りの記事にすることができ、新聞等の紙面の扱いが大きくなりやすい
・紙媒体に掲載されることで、自治体やインターネットに馴染みの無い年配層に対して会の信頼性が増す
・購読者数の多い地方紙などに掲載されることで会の知名度や信頼性が上がり、活動への協力が求めやすい
・企画が実現でき新聞等で掲載されることで、会のメンバーのモチベーションが上がる

地方でパネル展を開催すると「当事者だという人に会うのは初めてです。全くふつうの人なんですね」と、地域の人たちと交流を深める良い機会になるのではないでしょうか。
同じ地域に暮らす普通の人たちなんだ」と親しみを感じてもらうことで、上手く当事者や地域の方たちを巻き込んでいって欲しいと思います。

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