トイレ問題

多目的トイレにおけるLGBTの取組みについて<大阪市>

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2018年5月30日 配信
引用元:大阪市ホームページ

市民の声

旭区役所では多目的トイレにLGBTを表す表示をなされていますが、これは極めて差別的な行動なので即刻に止めて頂きたいと思っています。

私は性別適合手術を受けた当事者ですが、特例法の家族要件が満たせずに戸籍の訂正ができません。
ただ、日常生活に於いては何ら不自由なく、駅などの公共施設でもトイレの利用で差支えはありません。
しかし、「戸籍に応じた施設をつかうよう」強要されたことがあります。

またネットニュースのコメント欄には「専用の施設を使え」、「こんな奴を隔離しろ」という声が溢れています。
こんな社会情勢で、LGBT表示をされた多目的トイレが一箇所でも存在すれば、旭区の真意が如何にあろうと、社会は「専用施設」として誤解してしまいます。
そうなれば、私たちの人権は目も当てられないほどに蹂躙されてしまいます。

上記の理由から、私たちを社会から隔離してしまうような旭区の取り組みを即刻に止めて頂きますようにお願いします。

そして、旭区のLGBTフレンドリーは当事者不在だとも申し添えておきます。
私たちGIDトランスジェンダーの真の願いは、性自認の尊重をされることです。
ある地裁は、「性自認の尊重は人の生存に関わる重要な権利である」と意思表示をしています。

しかし、旭区はなんら性自認の尊重を表明することもなく、トイレにLGBT表示をして、そればかりか旭区マスコットキャラクター「しょうぶちゃん」ステッカーを配布して、逆に私たちの性自認を間接的に否定してしまっているのです。
旭区が為すべきことは性自認の尊重を公表することです。
クローズドな場所での「尊重しています」では何ら意味がありません。
公に性自認の尊重を表明しない旭区は、私たちに対して差別的、そして酷い偏見をもっているとしか思えません。

トイレにLGBT表示をすることの恐ろしさを、どうぞ私たち当事者の立場になって考えてみてください。

市の考え方

当区役所におけるLGBT支援の取組につきましては、平成29年7月に当区ホームページ上に「LGBT支援サイト」を立ち上げ、個々人の性自認を尊重する姿勢を示すとともに、偏見や差別を防止するための研修や啓発と合わせて、性の多様性をお互いに理解し、一人一人の性自認を尊重できる環境を築くことに向けた意思表示としての「レインボーマーク」の普及に努めているところです。

今回ご指摘の多目的トイレへのレインボーマークの掲示につきましては、他の方からのご意見もありまして、申出人様からのご意見を頂戴する直前の平成30年3月14日に庁舎内の掲示を全て撤去いたしました。
また、翌15日に開催した行政連絡調整会議において、「市民の声を受けて多目的トイレへのレインボーマーク表示を見直す」旨、関係行政機関に対し伝達いたしました。

当区役所では、平成30年3月中に、「どなたでもお使いください」というメッセージを伝える新たな表示を作成し、庁舎内に掲出するとともに、平成30年4月以降、関係行政機関に対し、新たな表示の活用を促すことといたします。

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