トランスジェンダー

「心は女性」の学生 お茶の水女子大学が受け入れ

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2018年7月3日 朝刊 配信
引用元:東京新聞

お茶の水女子大学(東京都文京区、室伏きみ子学長)は2日、戸籍上は男性でも自身の性別が女性だと認識しているトランスジェンダーの学生を2020年4月から受け入れると発表した。
文部科学省は「国内の女子大では初めてのケースではないか」としている。
同大は近く記者会見を開き、受け入れを決めた理由や入試の際にどのように確かめるかなど、詳細を説明する。

トランスジェンダーは身体上の性と自分自身が認識する性が異なる人を指し、日本女子大や津田塾大など複数の女子大でもこうした学生の受け入れの検討を始めている。

女子大関係者によると、近年、米国の女子大がトランスジェンダーの学生の入学を認めたことや、国内自治体による性的少数者(LGBT)のカップル認定など、多様性尊重の流れが強まっていることにより、戸籍上の女性のみを前提としてきた国内の女子大で対応を見直そうとする動きが広がっているという。

お茶の水女子大は「性自認に基づき、女子大で学ぶことを希望するトランスジェンダー学生を受け入れる」としている。

お茶の水女子大の発表を受け、同大に通う学生(20)は「当事者が女子大で学びたいなら、拒否する理由はない」と前向きに受け入れる考えを示した。
大学院生(25)は「トイレや更衣室をどうするかといった点で気にする学生もいると思うが、個人的には抵抗感はない。いろんな人がキャンパスにいた方が面白い」と話した。

一石投じた意義大きい

<女性として生まれ現在は男性として暮らすトランスジェンダー活動家の杉山文野さんの話>
トランスジェンダー当事者が、望む大学に通う機会をどう確保するかという点に関して一石を投じた意義は大きい。
今回のケースを特別な人の特別な問題として捉えるのではなく、「男らしさ」や「女らしさ」の押しつけは窮屈だという認識をみんなで共有するきっかけにできればいい。
性的少数者(LGBT)について正しい知識に触れる場がまだ少ない中、同じ学校で当事者に出会えるなら、学生や教員にとっても大切な機会になる。

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